佐主岳  

むかわ町の佐主岳(一等三角点)です。道道74号線から炭鉱厚真川沿いの林道(さ っきは石油で今度は石炭か?)を上がり、車を降りてからしばらくは林道歩き、落ち葉が積もってカサコソ、時々ぬかるんでグチャ。こちらの林道もヒグマの〇〇がチラホラ、しかもこちらの方がデカい!時々ホイッスルを鳴らしましたが、紅葉が見ごろでしばし熊さんのことを忘れて歩くことができました。なかなか登山口が見つからず幹事の方は苦労されていましたが、無事道標を発見して約30分で標高619mの頂上に到達。いつの間にか太陽が雲に隠れ風も強くなってきました。曇天のせいで頂上から景色は今一つ、遠くに霞んで見えるのは北日高の山なみでしょうか。残念ながら「駆け出し」にはちょっとレベルが高すぎて判別不不可能です。下る時に、ふと「佐主岳」の由来が気になりました。佐主=詐取?石油や石炭に関わる地名が近くにあることから、誰かに採掘権を騙し取られたのか、などと勝手に想像しながら下山しました。帰宅してから、早速インターネットで調べてみましたら、「サシュ」ではなく「サヌシ」で、しかもサヌシュベツ=流れ下る、というアイヌ語が由来であることが分かりました。 今回は低山でしたが、いずれもヒグマの痕跡があって野趣溢れる山でした。それにしても、ヒグマは何故道の真ん中に落としていくのか、新たな疑問が生まれました。次回以降も可能な限り会の山行に参加して、道内の山を楽しみ疑問を解決していきたいと思います。